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- sightseeing特別史跡五稜郭跡
徳川幕府の命を受けた蘭学者・武田斐三郎が設計し、1864年に完成された、国内初の西洋式城郭です。
五稜郭という名前のように、稜堡(りょうほ)と呼ばれる5つの角があり、星形の五角形となっており、戊辰戦争最後の戦いとなる箱館戦争の舞台ともなりました。
星形の城郭は、防御側の死角が少ないなどの利点があり、ヨーロッパ各地に造られた城塞都市をヒントにしたもので、この形を「西洋式土塁」といい、日本では函館市の五稜郭と長野県佐久(さく)市の龍岡城(たつおかじょう)の2ヵ所だけとなっています。
城内には幕末の北辺警備と対外折衝の重責を担った箱館奉行所も2010年に復元され、往時の様子を体感することができます。
また近くには五稜郭タワーがそびえ、タワー展望台からは五稜郭・函館市内を一望できます。
施設名 五稜郭タワー 住所 〒040-0001 函館市五稜郭町43-9 電話番号 0138-51-4785 URL https://www.goryokaku-tower.co.jp/ - sightseeing函館山 山頂展望台からの夜景
函館山は、約100万年前の海底火山の噴出物が土台となり、その後の噴火で隆起や沈下を繰り返して、大きな島として出現しました。
海流や風雨で削られて孤島になり、流出した土砂が堆積して砂州となり、約5000年前に北海道と陸続きになり、尖っていた山頂は明治時代の要塞工事で削られて、現在の姿になりました。
終戦後、要塞地帯だった函館山が約50年ぶりに一般開放されるようになり、1953(昭和28)年に山頂に展望台が開設され、1958(昭和33)年には山麓と山頂を結ぶロープウェイが開業。1988(昭和63)年には125人乗りの新ゴンドラ導入、そして北海道新幹線開業を控えた2015(平成27)年秋には展望台がリニューアルされて、さらに快適に眺望を楽しめるようになりました。
日本に関する旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に三つ星として収録されている「函館山からの眺望」を山頂展望台からぜひご堪能ください。
施設名 函館山ロープウェイ 住所 〒040-0054 北海道函館市元町19-7 電話番号 0138-23-3105 URL https://334.co.jp/ - sightseeing函館ハリストス正教会
異国情緒漂うエキゾチックな町並みを形作る洋風建築物の代表格と言えるのが、函館ハリストス正教会です。白壁と緑屋根の外観に加え、美しい音色を奏でる鐘があることも有名で、市民には「ガンガン寺」の愛称で親しまれています。
1859年、初代ロシア領事ゴシケヴィッチが現在の教会所在地にロシア領事館の敷地を確保しました。翌1860年、領事館付属聖堂として建てられたのが、初代の聖堂です。1861年に来函した青年司祭聖ニコライが、この聖堂を拠点に日本で初めて正教会を布教しました。1907年に起きた大火で建物を焼失しましたが、1916年に二代目となる現聖堂が再建され、1983年に国の重要文化財に指定されました。
レンガ造りの建物は壁を白色の漆喰塗仕上げにし、屋根は緑色の銅板を用いています。屋上には冠型をしたクーポル(ドーム状の小塔)が6つあり、それぞれに十字架が据えられています。
施設名 函館ハリストス正教会 住所 〒040-0054 北海道函館市元町3-13 電話番号 0138-23-7387 URL http://orthodox-hakodate.jp/ - sightseeing八幡坂
函館山からの夜景と並んでビュースポットとして紹介されることが多い坂道。かつてこの坂を登り切ったところに函館八幡宮があったとされ、名の由来となっています。
八幡坂は、昔、八幡神社があったころから、その名に「八幡」の名が残ったものです。坂の上から一直線に海まで道が続いており、函館山麓の坂の中でも一番景色がいい坂と言われております。
坂の上は函館港に係留展示されている青函連絡船記念館摩周丸を正面に望め、函館で1、2を争う人気の高い坂となっています。
また眺めがよいことから、CMやドラマにもよく使われるスポットとなっています。
施設名 函館市観光案内所 住所 〒040-0063 函館市若松町12-13 電話番号 0138-23-5440 URL https://www.hakobura.jp/db/db-view/2010/09/post-17.html